日光白根山・奥日光
日光白根山の登山と奥日光の散策を、前泊を入れて 2 泊 2 日で楽しんできた。
奥日光エリアを訪れるのは夏の男体山登山ぶりで、そう久しくはないが、秋色に染まる風景は、夏とはまた違った華やかな印象があった。
2 日間をかけてじっくりと奥日光を堪能したが、この地域のポテンシャルは相当に高いと感じる。
場所によってさまざまな表情があり、まったく飽きがこない。秋は来たが。

朝早くから登るため、日光市内で前泊。
日の出を楽しんでから、バスで湯元温泉へ。

湯元温泉からの日光白根山は、やや長めのアプローチ。
登山者の多くは、群馬県側にある丸沼高原からロープウェイを使って登るため、こちら側は静かだ。

五色沼と日光白根山の山体。
まだ 10 月頭だが、この辺りの木々は紅葉どころかすでに冬枯れの様相。
ことしの紅葉は早いのか。

丸沼高原側からの登山者と合流すると一気に人が増える。
山頂は多くの登山者で賑わっていた。

丸沼高原側に下山。
こちらから見る白根山は、左右対称の端正な佇まいをしている。
日光側から見るものとはまた違った印象。

ロープウェイを使って丸沼高原に楽々下山した。
ここからはバスを使って県境を跨ぎ、日光に戻る。

中禅寺湖の夕焼けが美しかった。
今夜は湖畔の宿に泊まり、明日は奥日光を散策する。

翌朝。今日は湯ノ湖を起点に、遊歩道を歩きながら華厳の滝のあたりまで歩く。

湯滝。緩やかな傾斜状になった大きな岩壁を、湯川の水が薄く広がりながら流れ落ちる。

爽快な遊歩道を歩いて、戦場ヶ原へ。

草紅葉が見事な、秋色の戦場ヶ原。
いろは坂のような急峻な坂道を登った山奥に、こんなにも広大な平原が広がっているのは不思議でしかない。

竜頭の滝。
まだこのあたりは紅葉が始まったばかりだが、水に近いところほど紅葉が早く色づいている。
水温で周りの空気が冷やされるのだろう。

竜頭観世音。

最後は華厳の滝を見てこの旅を締める。
奥日光エリアでもっとも手前に位置するこの滝の周辺では、まだ木々は青々としていた。