小金沢山

2026.10.10

今までにないほど山から遠かっていた 5 ヶ月ぶりの登山。
以前より、小金沢連嶺を南北通して縦走したいと思ってはいたものの、足の怪我の様子見や体の鈍りもあるので無理しないプランへ。
ほぼ稜線に近い湯の沢峠まで車で上がり、小金沢山までを往復する。
最小の負荷でできるだけいい景色を見られる山行とした。

3lwp04n1w

湯の沢峠の駐車場から歩き始めてすぐの分岐を北側に入り、白谷ノ丸方面を目指す。
気持ちのいい樹林帯だが、大きなブランクを背負った体には堪える上り坂。

w2xy1ora2pp6

白谷ノ丸に着いて振り返ると雄大なる富士。

offd0puhe0l

周囲は黄金色のススキが茂り、すっかり秋の風景に変わっていた。

25re4c6i1ay

白谷ノ丸から先は樹林帯基調。
小金沢連嶺といえば開放的な風景の草原が広がるイメージであったが、これは意外だった。

j8oholw1kc

黒岳で一瞬、空が開ける。

i8tvexk0wpvt

ここは「黒岳の広葉樹林」というタイトルで、やまなしの森林 100 選に選ばれている場所のようだ。
山や森の多い山梨県の中で 100 のうちのひとつとなれば、きっと美しい森の風景に出会えることを期待させられる。

9w7vwlnbzs8

そして実際に、その期待に応えるように美しい森だった。
平坦な地形が広がる空間に、カエデの木々がちょうどいい密度で並んでおり、明るい森を作っている。
あの看板を見なかったとしても、この場所に立てば「お、ここはいいな」と確実に気付けるくらいには素敵な場所だった。

dpjgg1gd5t

このあたり一帯の紅葉は 10 月上旬で色づきはじめだったが、あと 1〜2 週間で見頃といったところだろう。
個人的には、色づきはじめの緑と黄色と少しの赤色が混ざり合う感じも好み。

bmtd80m5l

黒岳から少し北上して鞍部まで下りると、草原の開けた場所に出る。
正面奥に見えるピークのさらに少し登ったところが、牛奥ノ雁ヶ腹摺山だろう。

k6c2wlau3vlv

登り返しを経て、牛奥雁ヶ腹摺山の頂上に着いた。
日本一長い山名とのことで、山頂標識のアルファベット表記を見るとよりインパクトがある。
この印象的な名前から、登山を始めた 10 年前から知っていた山名だったが、ようやく来ることができた。

wyj7f0qt0hy

さらに北上し、小金沢山を目指す。
気持ちのいい笹原と、紅葉し始めた木々。

c0335fz3w

樹林帯の中も笹原が続く。
今回、湯の沢峠と小金沢山の間を往復したが、牛奥雁ヶ腹摺山と小金沢山の間がもっとも良かった。
比較的平坦で、道も歩きやすい。

vype8z3qrq

本日の折り返しポイント、小金沢山に到着。
先ほどの牛奥雁ヶ腹摺山とあわせて、山梨県大月市による「秀麗富嶽十二景」の二番山頂に指定されている。

pu725ecawjd

秀麗富嶽十二景のひとつとだけあって、本当に富士山が美しく見える。
富士山に雪がある季節にまた訪れたくなった。

f833ofp39aq

小金沢山で折り返し、南下する帰りの道のりは常に富士山が正面に見える。

yltabvgi8k

白谷ノ丸付近の、富士山に向かってまっすぐ伸びる登山道。
山アテ道路ならぬ、山アテ登山道。

75hsz6e13

湯の沢峠に戻ってきた。
この先の大蔵高丸やハマイバ丸も歩いてみたい。富士山が冠雪しているときに来たい。
行程としては軽めのハイキングだったはずが、5 ヶ月ぶりの登山で鈍った体には大きな疲労を感じた。
でも山を歩くと気持ちがスッキリして心地よい。近場でいいので、また山へ行こう。

ー以上ー