特にピークを目指さず、坊がつるでテント泊をするだけ。そんなゆるい山歩きを、夏のくじゅうで楽しんできた。
会社の仲間と共に入山。
このカモミールみたいな花はなんだろう。高山植物は 3 種類くらいしかわからない。
長者原方面が見える。
三俣山の斜面。
諏蛾守越からの久住山方面の景色。
北千里ヶ浜は広大で荒涼とした平原。くじゅう連山にはさまざまな表情がある。
アサギマダラがたくさん飛んでいた。
夕方になると、美しい巻雲が空を彩っていた。
夕暮れの平治岳。初夏にはミヤマキリシマが咲き乱れる山のひとつ。
翌日、霧の坊がつるを歩いて帰路につく。
森を見上げる。
足元にはやわらかな苔。
しっとりと濡れた草。
坊がつるにもどってきた。真夏のくじゅうは、緑が美しかった。どこの頂上も目指さない山歩き。それに対して物足りなさを感じることなく、充実した時間を過ごせるのがくじゅう連山の魅力だと思う。