赤岳・横岳・硫黄岳

2015.09.12

初めての八ヶ岳。
特に今回は、最初から欲張って南八ヶ岳の王道ルートを歩いてきた。
東京都在住(当時)の自分にとって、日本アルプスよりもアクセスしやすく、それでいてアルプスのような登山を楽しめる山。
眺めのよい稜線はもちろん、そうでないところも含めて最初から最後まで、歩いていて楽しい登山道だった。

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美濃戸口から、南沢を登り、赤岳・横岳・硫黄岳と縦走して北沢を辿ってふたたび美濃戸口に戻ってくるプラン。
八ヶ岳の王道周回ルート。

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南沢・北沢ともに登山道は樹林帯基調であるが、なぜか飽きない。
苔が美しく、沢も流れて、さまざまな自然の神秘を感じることができるからだろうか。

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樹林帯を歩いていて、気が付くと稜線が見えてくる。ここまでは思っていた以上にあっという間。
とは言っても、ここからまだ急登を何度か登らなければならないのは見えている稜線の高さからして察することができる。

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地蔵の頭に出ると、赤岳の雄姿を真横に捉えることができた。
ここからは待望の稜線歩き。絶景である。

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素晴らしい雲海が広がり、そこ向こうには富士山が顔を出している。
雲海の高さが自分がいる場所の高さに近いので、本当に海を見ているような感じ。

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赤岳 2,899m。壊れかけの山頂標識。

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硫黄岳まで縦走して、赤岳を振り返る。
素晴らしい縦走ルートだった。ここから再び標高を下げ、登山口に向けて戻っていく。

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樹林の間から覗く阿弥陀岳。
今回縦走した赤岳・横岳・硫黄岳よりは少し難易度が高いとされている阿弥陀岳であるが、いつかは登ってみたい。

ー以上ー